私は2階でネットプロモーションをしていると、突然焦げた匂いがしてきました。慌ててキッチンに行くと、妻が煙に迷っていて、ガスコンロの前にしゃがみこんでいました。私が降りてくると、「火は全部消したのに、どこが焦げたの?煙がこんなに出て…」と聞いてきました。
私は鍋の蓋を開けて見せると、水が干からびていただけでした。妻は「えっ、何か燃えたのかと思った。どこが焦げたのか全然わからなかった…水が少なかったんだ」と無邪気な顔をしていました。
すぐに私は「このガスコンロ、質が悪いな。鍋の水がなくなっても自動で消えないんだ。お金ができたら、鍋の水がなくなったら自動で火が消える良いコンロに替えよう」と言いました。
こういうハプニングは初めてではありませんが、次回は水をもう少し入れるようにしようと心に決めました。妻のしょんぼりした顔を見て、私は家中の窓を全部開け、そっと2階に戻ってネットプロモーションを続けました。
夕食の料理は少し焦げた匂いがしましたが、私は何も言わず、美味しそうに食べるふりをしました。